シャーデンフロイデより愛をこめて
」のレビュー

シャーデンフロイデより愛をこめて

ほじゃな

タイトルの意味に思わず唸る

ネタバレ
2025年10月22日
このレビューはネタバレを含みます▼ サイトのオススメ欄で巡り会ったこちらの作品。
人物作画の美しさもさることながら背景・小物の描き込みも凄く、物語への没入感を助長させます。
特に衣装が細部までこだわって描かれているのでそこも是非注目していただきたい…!
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家族を殺した相手への仇打ちのため殺し屋になったローレンス(愛称ラリー)と
それを支える神父テオとの生活を軸にストーリーは進みます。
テオはなんと天使。見た目も性格も天使そのもの。
傷も癒せるし感情の昂りで羽が飛び出ちゃいます(かわいい!)
2人のセッや生活シーンが愛に満ち溢れていて…
このまま仇を打って穏やかにハッピーエンド♡と、そう簡単には行かないのがミソ。
テオの本来の姿が露わになりローレンスが真実を知ったその時、
2人で築き上げてきた愛がどういう末路を迎えるのか。必見です!
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ぎゅうっと詰まった一冊、ローレンスの仇打ちに重点がありますが
テオの天使(悪魔)設定を深掘りした続編を読んでみたい…。
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