悪役令嬢は嫌なので、医務室助手になりました。【分冊版】
東由宇/花煉
このレビューはネタバレを含みます▼
25話まで購入し読ませていただきました。
単刀直入に述べると、購入する前に一考せよという一言に尽きます。最初は王子と恋仲になりたがらない珍しい展開ということで読み進めていました。途中で転生前の辛い事件についての解説もあり、恋仲になりたがらない主人公への説得力が増していきます。しかし、25話であっさりと王子と婚約することを了承してしまいます。あんなにトラウマに思っていたはずのことをこんなに浅いことで覆してしまうなんて読んでいて納得がいきませんでした。
トラウマとなってしまった事件の描写も凄まじい内容だったことから、より深いストーリー展開を期待していたのですが、このような展開となってしまい非常に残念です。
ストーリー展開の強引さ、不思議さに耐えられるか、お金を支払う価値があるのか一考してから購入するようになさることを強くオススメします。
以上、不運なことに大量のお金をこの本に落としてしまった哀れな女の記述でした。参考にしていただけますと幸いです。
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