果報を待っていた【白抜き修正版】
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果報を待っていた【白抜き修正版】

五梅えるこ

エロ目的で読むには悲しかった……

ネタバレ
2025年10月31日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても悲しい話なので、人を選ぶなあと思いました。二度と救いはないです。特に攻めには。
エロは良かったけど可哀想だと抜けねえんだ…………あまりにもハヤメが可哀想で途中からエロいのに涙の方が出てきた。
可哀想なのが好きな人には刺さるんじゃなかろうか

※以下はめっちゃネタバレだけど心が動いた部分※
ずっと「果報を"待っていた"」から、ハヤメはずっと待って待って、助けに来てくれるのを待って、全部わかっていてそれでも期待して、絶望したんですよね。もう絶望したあとだった。自分で迎えに行ってしまったから、もう「助けに来て」はくれない。自分で切った期限の日がどのくらい重かったか考えると涙が出た。「わかってた」ってセリフが一番かなしかった、最初から最期まで愛があったのはハヤメだけで、ハヤメひとりの話だった。サクマは軽率に口約束だけしたけど、それが悪いというわけでは勿論なく、ただこどもふたりの環境の違いが如実すぎてあまりにも圧倒的な感情の比重が寂しくて悲しかった…………
でもエロは良かったし、そういう話がすごい好きな人は読んだら興奮すると思う。朝は長く続くんだろうか…………
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