できても、できなくても【描き下ろしおまけ付き特装版】
」のレビュー

できても、できなくても【描き下ろしおまけ付き特装版】

朝日奈ミカ

優しさのある現実

2025年11月7日
繊細な問題を、恋愛の文脈の中で真摯に見つめた意欲作
不妊という現実を前に立ちすくむ女性の心情を、静かに描き出す筆致は誠実
一方で、再生の物語としての展開はやや理想的で、読者によっては現実味の薄さを感じるかもしれない‥
それでも、この作品が投げかける「女性の価値とは何か」という問いは、読む者の胸に長く残る

やわらかな線の中に確かな痛みを宿した、朝日奈ミカらしい“優しさのある現実”の物語
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!