このレビューはネタバレを含みます▼
本作は受け目線での話から始まるので、かっこいい攻め×ヘタレ受けの構図のように見えるのですが、攻め目線に変わると途端に少しずつ残念感が出てきて、人間味が出てきます。無味無臭のただただ過去に最悪なタイミングで告ってきたイケメンではなく、真面目純情っぽいメガネがエロ乱れるのを想像して興奮するただのむっつりスケベなイケメンに様変わり。しかも爽やか風も装っているのに、結構遊んでいたという事実も相まって、色々ギャップで私の萌センサーは振り切れ寸前までいきました。
私はスパダリ風に見せかけて、実はどこか残念ポイントがある攻めがすきです。あとがきで作者様が、残念な攻めが好き♡と仰っているのを読んで、そうか、萌え属性が同じだからサクサク読めたのね。と思った次第。
受けに関しては、ひたすら受け身の可愛い受けではなく、コミュ障だけどここぞと言う時は頑張る可愛い受けでした。
どうやら作者様と萌えポイントが似ているようなので、他の作品も読んでみたいと思います。面白かった♡
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