乞わずにはいられない【タテヨミ】
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乞わずにはいられない【タテヨミ】

Libenia/Irene/Leeseo

歪んだ愛情と性愛

ネタバレ
2025年11月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 分冊40まで読みました。絵がとてもエロティックです。基本的に肉感のある体型のヒーローイケメン男性とヒロイン美女の交わりで、見ていてドキドキハラハラします。注意は歪んだ愛情と性愛が多めに描かれているため、監獄でのグロテスク描写、レ◯プ、痛めつけ、言葉責めが多めにあります。苦手な方はお気を付け下さい。
監獄や獣のような性愛、歪んだ愛情に興味ある方はかなりオススメです。ヒロインは革命を推進するスパイとヒーローは現在の国家権力で権力の取り締まりをする貴族との話です。ヒロインのスパイがバレてからは相応の報復、仕打ちがあります。
 もともとヒーローとヒロインは子ども時代に出会った過去があり、お互いに痛みとすれ違いが背景にあり、ヒーローの歪んだ性愛、ヒロインの美女にしか高まらない性癖がわかっていきます。
 今のところ、もちろん激しい性愛や言葉責めはありますが、ヒーローからヒロイン美女へのそこまでのひどい、顔や身体の痛めつけは描写にない気がします。貴族という身分柄なのか、憎しみの裏の本当の初恋と愛情が背景にはあるのか、いつかこの歪んだ愛が昇華する時は来るのか気になります。過去から現在も二人はかなり周りの環境から歪ませられていて敵同士です。敵同士で無理やり身体からつながった憎しみのこもった愛情に幸せをいつしか感じることはできるのか、二人の未来に期待しています。
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