火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています
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火の神さまの掃除人ですが、いつの間にか花嫁として溺愛されています

山田こもも/浅木伊都/SNC

結局呪いは何だったのか

ネタバレ
2025年11月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 最新刊7巻まで読了。作画が美麗で素晴らしいです☆5。春の神様や豊玉姫様が登場するシーン、火蔵御殿での着物を纏うシーン他、どの巻にもページをめくる手が止まる場面があります。ストーリーは不遇なヒロインがイケメンに救われる王道で原作は未読ですがタイトルでストーリーが分かってしまうなろう系でしょうか?義母と義姉(と父親)のざまぁがない(読者の想像に任せる描写は有)、火の神様にかけられた呪いの原因がハッキリと解明されていないのがモヤります。ストーリーに関して7巻まで読んでるのにレビューに書こうと思い浮かぶのが上記2つなのは、使用人扱いされて神器を壊してないのに冤罪で売られる・謂れのない罪をかけられるという主人公2人に共通する点を解決してないせいかな、と。お掃除日常系、モフモフ、神様異世界、設定は盛り盛りですが溺愛を謳っているのでキュンもしくはじ〜ん(涙)ってなる場面がもっとあれば。神器に関してはもう石戸家は終わりっぽいのでないでしょうが、呪いの経緯は天照大神が新章で登場して展開されるのかな。あと神の中でも強いとされる火の神様が底辺と言われる土地神様の相手が精一杯という石戸家の術中に嵌るというのも違和感でした。
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