壊れても、自分を失わない

2025年11月12日

痛みも、哀しみも、彼女を形づくる光だった――

火傷の痕を抱え、愛にも家にも見放された志乃が、花街で花魁として生き抜く姿に胸が締めつけられました
再会した元婚約者との関係には、許せない気持ちとそれでも消えない想いが交錯して、読みながら何度も息をのむほど‥
哀しくて、でも確かに強い
阿路乃もと先生の繊細な筆致が、志乃という女性の誇りを見事に描ききっています👌

「壊れても、自分を失わない」――そんな女性の物語

違反を報告する

いいねしたユーザ1人

kaka さん

(女性/40代) 総レビュー数：0件

レビューをシェアしよう！