このレビューはネタバレを含みます▼
このホテルはあちらの世界とこちらの世界のどうやら間にあるらしく、その狭間で迷っている人達の行方を描いています。
私は篠原先生のファンで、30年近く作品を読ませて頂いていますが、この話、特に3巻目は流石この世界で売れ続けているだけあるなぁと。
私は先生の書かれた小説も読んでいるので、途中で「おや、これはあの話と流れが…」と思いましたが、全く知らない方程先生の力量に驚かれると思います。
ちょっと説明調のセリフがあります。
後、出てくる猫ちゃん達は先生の飼っていらした歴代の愛猫達がモデルだと思います。
そこもまた別の見所かも。