オロチの恋
」のレビュー

オロチの恋

雁須磨子

その名はオロチ

ネタバレ
2025年11月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ オロチを見てああこれだ好きな攻めだと思った
オロチは自分が男性を好きになったことに一片も怯まない
ムタとは対照的なのだもうそこでオロチは恋の勝者
ムタはヨシヒコをすごい可愛い顔してると思っているそしてヨシヒコがオロチと付き合うとなると惜しい気持ちが湧くがそれを言ったらヨシヒコと変な関係になるのが嫌だから言わない
でも気になるから虐めみたいな行為に出てしまうヨシヒコが自分への好意をいつまで持ち続けるか探るようにヤジを飛ばしたり冷やかしたりする
ムタの方がオロチより好意臆病なのがわかる自分は女体が好きだしそれが普通だしだからヨシヒコへの惜しいという気持ちに蓋する
オロチは好きだと思ったら野球も甲子園もスパッと切って自分の学力では入れそうにない高校に猪突猛進んで挑んで受験をも突破してしまう
3年生の教室にもヅカヅカ入って猛烈にアピールし続ける迷いのなさに強烈惹かれた
ほぼ押し売り強盗みたいなのにヨシヒコの寂しさにピッタリあってしまうオロチの熱に攻めの中の攻めだと思いしまいには攻めとはこうあるべきとすりこまれた
オロチのキャラクターの威力が凄まじい
ありきたりな記憶喪失展開もヨシヒコの記憶がなくても一瞬でヨシヒコに一目惚れして重傷の手術後すぐの体で病院から抜け出しヨシヒコの家に向かう所が攻めのスパイスとして効きマクッテイル
攻めだこれぞ理想の攻めいつもふらふら不安で考えすぎのヨシヒコにはオロチぐらいの強烈男でないと満足できないであろうと思っていたら終わりの頃はヨシヒコがオロチに夢中になっていた完璧な攻めの爆誕である
最後にオロチというあだ名は自分から野口にオロチと呼べと言って定着させたことを知りこいつ無意識に自己プロデュース上手いなと感心したことを書いて感想を終わらせたいと思います
ゴツくて厳つい三白眼しかも2巻から坊主と言って食わず嫌いにならずぜひご一読ください守備範囲が広がるかもしれません
今もどこかにオロチみたいな攻めはいないかと探しています
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