うちのちいさな女中さん
」のレビュー

うちのちいさな女中さん

長田佳奈

優しさにあふれた世界に心が温まリました

ネタバレ
2025年11月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 14歳だけど、家事のスキルはとても高い女中のハナちゃん。お仕えする先生のためならどんなことでも頑張ります。
無表情で一見感情が見えないけど、良いものに出会うと瞳が輝く!そんなハナちゃんに、夫を亡くした悲しみを忘れらない令子先生の心が癒されていきます。

ハナちゃんは、「自分のため」に時間やお金を使うことは、もったいないと思っていたけど、自分が幸せを感じるとき、それが先生の喜びになることを知り、少しずつ楽しむことを受け入れていきます。
相手の幸せが、自分の喜び。
なんて素敵な関係。

令子先生以外の人もみんな人の幸せを願っている人ばかり。一見厳しい人も、心の中は優しさに溢れている。

実は翻訳家令子先生の本はハナちゃんの宝物。
作家としての令子先生はハナちゃんの「推し」!
推し仲間の「吉田さん」との交流がどんな展開になるのか、これからが楽しみです。

絵が素敵で、ハナちゃんの表情が可愛くて一気に6巻まで購入しました。
加えて昭和初期の家事について、丁寧に書かれていて、勉強になる。
手抜き家事の我が身と比べ、素晴らしさに溜息がでます。
ハナちゃんに家事を教えた前の職場の皆様もあたたかい人ばかり。
絵を見ているだけで癒されます。

ハナちゃんや令子先生の過去の話も気になります。
次巻発売待ち遠しい!
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