面白かったです。

ネタバレ

2015年7月2日

このレビューはネタバレを含みます▼ 星は3.5です。
0.5は内容分のプラス
恋愛部分が納得出来なかったので、4には達しないです。

以下ネタバレと感想。ちょい暴走気味。

基本はよさこい。でもチラホラ恋愛でキュンとなります。
そんで、乙女ゲーの様に主人公ナツメを周りのイケメン共が好きになる話。
うち二人は幼馴染で、最初にエイトがナツメを好きになり、その後ユーダイが好きになる。という感じ。ちなみにナツメはユーダイが好きです。まさに三角関係。
そんで他のよさこいチームのイケメン(山田)もナツメを好きになって四角関係になるわけだけど、山田は完全な当て馬。次に告白したエイトはある意味間男状態。気持ちがはっきりしない内にナツメがユーダイを忘れる為に付き合いますが、付き合ったあとも節々でユーダイを好きなナツメの様子を見せつけられ、しかもユーダイがしがらみ(本編読んでねw)もなくなり、ナツメに告白。
最初は断るナツメだけど、忘れられないナツメはその様子をエイトに悟られ、エイトは別れを覚悟します。
最終的には、何故か、何故か円満に二人はくっつくという意味不明な落ち。

ぶっちゃけ、エイトとナツメがくっついてハピエンで良くないか？とずっと思ってました。
なぜ、ユーダイなのか…謎すぎ。
ユーダイのあのはっきり出来ない態度のくせに独占欲だけ人一倍。そんで他人の彼女に告って、受け入れられて「やったぁ！」と喜ぶんです。他の読者さんはきっとこれで納得なんでしょうけど、最後のシーンすごくユーダイに腹が立ったのは私だけ？

好きになってからはエイトの方がナツメを物凄く大事にしてたと思う。多少強引な所もあったが、それでも気持ちが真っ直ぐでそのまま伝わってきたんだよね。

逆にユーダイは、いまいちストレートな感情が伝わらずよく分からないです。
残りの巻数が少ないから無理やり気持ち芽生えさせて、無理やりくっつかました。感が否めず、だから応援納得出来ないのかもしれないです。

そんで、山田にはきちんとフォローがあったのに、エイトは結局一人ぼっち。
好きな女を幼馴染にとられ、始終イチャつきを見せつけられ、しかも主要女の子は何人かしかいない為、宙ぶらりんのまま放置。

内容は面白いが、結局『ヒーローとヒロインが絶対くっつく』王道から外れない、普通の作品でした。

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郁乃さん

(女性/40代) 総レビュー数：208件

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