ケモノスイッチ
」のレビュー

ケモノスイッチ

湯町深

期待外れ

2015年7月5日
致しても致してなくても、そこに至るまでの描写でドキドキさせるのがこの方の作品の魅力だと思うのですが、
それがこの作品には全くない。
全て読みましたが、所々場面の切り替えが急過ぎて、読み飛ばしたかと不安になるほど。
なんだか色々、下手くそになったなぁ。
ひょっとしたら、作者自身、年齢を重ねたことで段々この手の初々しいテーマで描くのがしんどくなっているのかもしれないと感じさせる作品でした。
設定や伏線も、拾い切れていない感が拭えません。
上記の急な場面切り替えも含め、締め切りやプライベート諸々に追われて無理矢理描いた、お粗末な印象です。
過去作品の方が、きちんとテーマが絞れていて、見せ場もちゃんと描けていてずっといい。
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