秘められたウエディング
」のレビュー

秘められたウエディング

立花実咲/SHABON

良い意味で期待を裏切られた😄👍

2015年7月23日
始まりはエステルの16歳の誕生日の舞踏会から。第2王女のエステルは浮かない顔で舞踏会に出る・・・😔それは3年前に行方不明になってしまった最愛の兄への心配と、今日の舞踏会で一人前の女性として王国のために結婚相手に見初めて貰わなければならないこと、そして3年前から発作のようにエステルを襲う😓身体の異変😓の事。そこで出会ったアルフレッドとの政略結婚も、王国のため・兄の同級生で兄を探してくれるという約束のために受けるしかないエステルが初めは可哀想になりました。一見行き過ぎなアルフレッドの愛情と兄の事を教えてくれない様子から、身体の異変は誰かがかけた呪いと聞いたエステルと一緒に「犯人はアルフレッドなんじゃ・・・😠」と勘違いしてしまいましたし。でも最愛の兄だった男性の本当の姿、本当の目的、それをアルフレッドはエステルを思うが故に隠していた事、傷つけてでも教えてくれたこと。読み進めていくうちにエステルはアルフレッドに惹かれ、私は勝手な誤解が解けました!呪いの痣に戸惑い・悩む主人公という少しダークな一面もありますが、支えてくれるアルフレッドと芯に強さを持ったエステルが二人で立ち向かい、呪いも二人のギクシャクした関係も一気に解いてゆくストーリーに後味は最高です✨
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