地雷系ヘビー級ラバー【単行本版】
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地雷系ヘビー級ラバー【単行本版】

滝壺ゼゼラ

ゾクゾクする共依存BL…

ネタバレ
2025年12月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 童貞を育成するのが趣味な受けの海里と、隠れイケメン陰キャな攻めの乾出。乾出が童貞だと勘違いして誘ったら全然経験者で逆に堕とされちゃう……ここまではよくある展開だな…と思っていたらこの作品はこんなもので終わらなかった……

どうして童貞やぼっちばかりに声をかけるのか、なのになぜ誰とも付き合っていないのか、人に踏み込むくせに踏み込まれることを嫌う。海里の人格を形成した青年期まで遡って「愛着障害」「リセット癖」という言葉が出た時は驚きました。愛されたい、でもその気持ちを疑って試してしまう。そんなことに疲れて人間関係をリセットしてしまう。少し共感できる部分もあって、読んでいて苦しいところでした。

ただ乾出はそんな海里の性格を利用してでも彼を自分のモノにしたかった。乾出も彼で父の愛人の相手をさせられていたり真っ当な恋愛経験がなく、それ故に海里への初めての恋愛感情が歪みまくってる。彼も彼で、ある意味「愛着障害」なんじゃないのかって思わされるところでした。

落とすつもりが落とされていた。このよくある展開にここまでのバックボーンを考えさせられ、たったの1巻なのにすごく綺麗にまとまっているなと思いました…。
海里が不安を感じるまでもないほど溺愛してくれる乾出。2人にはお互いしか釣り合わないと感じる終わりでした。

ここまで真面目に考えましたがえっちシーンはとにかくえっちです。身体描写もですが、表情の描き方がとにかくえろいです。読み応えしかないです。
本当にここまで素晴らしい作品をありがとうございました……ᵕ̩̩ ᵕ̩̩ ❤︎
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