后と河
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后と河

山中ヒコ

1巻は良かった!

ネタバレ
2026年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 設定が斬新で目新しい中華BLですが、蓋を開けてみれば実は陛下は元から主人公に惚れ込んでいて…という設定であーそういう感じね!とテンション下がるか、溺愛ものだ!と喜べるかで評価が分かれそうな作品です。
元々惚れていたなら、妹の身代わりではなく最初から王佳として娶れば良かったのに。妹の代わりに女装させてまで迎えたから、ややこしいことになる。ファンタジーBLなら男同士でもアリだと思うのですが。というか皇帝が是なら誰も拒否できないのでは?堂々と男を娶れないのかな?
そこら辺がリアル寄りな中華ものなのか、完全ファンタジーなのかどういうスタンスで読めば良いのか未だにわからない。
2巻最後でやっと結ばれそうですが、結ばれたとしても王佳はこどもは産めないわけで、そのうち世継ぎのために女性を迎えるのでしょうか?その辺り本人達も周りもどう考えているのでしょう?ゆくゆくは別の女性と陛下が関係を持つと割りきれるのでしょうか?2人がそこまで潔く割りきれるなら、大した作品だなと思います。ですが個人的にはBL作品で当て馬女がでしゃばる漫画は読みたくないです。
治水事業がどうなるかは気になりますが、2人の関係がこのまま変わらずハッピーエンド!とは考えにくいので3巻以降の購入は躊躇います。
ついでに、王佳がおぼこすぎてちょっとあざとく感じました。男同士でどうすれば?自分が恋?とかそういう天然ぽい受けは自分の好みではないようです。
史実に基づく取材などされている作者様の作品なので、どことなくリアルっぽい雰囲気が漂うので、ファンタジーに振り切るでもない中途半端な印象が拭えず辛口めの評価ですみません。
溺愛系や受けが可愛いのが好みのBL初心者の方には間違いなくオススメです。もだキュン出来ると思います。
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