夢なし先生の進路指導
」のレビュー

夢なし先生の進路指導

笠原真樹

現実の解像度が高い!

ネタバレ
2026年1月12日
このレビューはネタバレを含みます▼ 安直なテレビドラマだと、結婚に憧れてた主人公が努力し、本当に結婚に求めていたものに気づいて、幸せなゴールインをして終わりでしょう。
でもこのマンガはその先の現実も淡々と描く。見たくない現実を突きつけられる。巻末のたくさんの参考文献リストから、それが単なる絵空事ではなく、現実にあった事柄を少なからず再現していることがわかる。
よく巷では、何故そういう人だと結婚前に見抜けなかったかと責められるが、人はその時々の環境によって変わるもの。結婚前に子供嫌いを公言していた人が実際自分の子供を持ったら溺愛したり、またその真逆のパターンさえある。
まさに作中の結婚相談所の職員の言葉に大いに同感する。「結婚はガチャ」。引いてみなければ中身はわからない。
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