コワモテの隣人がΩだった時の対処法
」のレビュー

コワモテの隣人がΩだった時の対処法

ニクヤ乾

表紙絵のコワモテ隣人がどんどん可愛く〜

ネタバレ
2026年1月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 完結してからレビュー書こうと思って、3巻心待ちにしていたのですが、改めてレビュー数を見て、その人気の高さに感心すると同時に、続編が決定していることに納得でした。強面、最強のΩ…イイじゃん!αだけどウェイ系じゃなくて、Ωのフェロモンに鈍感…ほほぉ特異性α…イイじゃん!と、一味違ったオメガバ設定が面白くて、よく練られてるなぁ…と思い、ストーリーも3巻まで飽きることなく、テンポよく読了できました。3巻まであっても長く感じないのは、コマ台詞が端的なのに、その短い台詞の中でも伝えたいことを的確に表現されているからかと、勝手に分析(ごめんなさいね)。セリフの掛け合いのテンポのよさ、緩急のつけ方、とてもお上手です。そこに安定感のある綺麗な画力が重なることで、とても読みやすかったです。
人よりも発情が強いΩの龍之介は、たぶんバース性が分かってから、Ωゆえの苦しいことや辛いことがあり、それを自分でなんとか対処するために辿り着いたのが、今のビジュなんでしょうね。でも、晃太に対しては何気に甘えたで色気ダダ漏れなのが、本来の龍之介の素直さと可愛さが垣間見えて愛らしい。一方の特異性αの晃太は、今までどんなΩのフェロモンも分からなかったため、性欲が薄いと思われてたのに、龍之介のフェロモンを嗅いで、一気に雄みが爆発。運命の番にしか反応しないその鼻、よくぞ龍之介と出会ってくれました。早く番におなりよ!そのほうがお互いに安心できるし、精神的にも肉体的にも安定するじゃん!と外野は思うけど、そこは童貞マインドと重々&暴走しそうな執着がちらほら顔を出し、それが怖くて晃太はなかなか前へ進めない。そんな2巻。3巻では紆余曲折ありながらも、ちゃんと番になれてホッと一安心ですが…続編では何か波乱が!?大丈夫??アホウドリにGDR反応と、作家様の発想に感服しつつも、でも最後は記号やフェロモンだけじゃなくて、匂いで愛が分からなくても、ちゃんと相手を見れば、こんなに愛おしい顔で見てくれている、とハートの部分も大事にしていて、2人が運命だけじゃなく、心でちゃんと番っていることも描かれている。もうほんと、すべて綺麗に纏められ、かつ最後も綺麗に締められていてあっぱれでございました。ありがとうございます!これまた新章、楽しみにしております!
いいねしたユーザ19人
レビューをシェアしよう!