月に吠える犬
」のレビュー

月に吠える犬

トワサワコ

親と子

ネタバレ
2026年1月30日
このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公の桐生晃は誰もが目を奪われるような目の覚める美貌を持つ男である。
しかし彼はモデルや俳優をしているわけではない。
彼の仕事は旭青会、石蕗組の若頭である。
いわゆる極道の晃には12年前にある事情から一人の男の子を引き取り自分の息子のように大切に育てて今では晃の右腕のような存在になっている。
彼、春日律は若頭の側近として晃の日々の仕事に同行しているのだが血の気が多いのかいつも仕事相手を殴ったりすることがあり、その度に拳に怪我をしてしまい晃を心配させてしまう。
自分は忠犬として尽くしているから大丈夫だという律だがこうやって怪我をすれば晃が心配してくれるのが嬉しいため繰り返してしまう。
ある日律は晃の部屋を訪ねたとき彼は自分を慰めている最中だった。
しかしその時に使っていたのは、かつて若頭をしていた父の拳銃だった。
それだけで晃の父に対する気持ちを察した律は自分じゃダメなのかと言って…。

好きな人を救えす贖罪の気持ちから息子を引き取っている晃と自分を見てほしい律のやり取りが切ない。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!