紳士の世界シリーズ
」のレビュー

紳士の世界シリーズ

KJ・チャールズ/麻々原絵里依/鶯谷祐実

3巻こそが…!

2026年2月5日
わりと固めの文章、単純ではない登場人物名の読み分け(語る立場によって〇〇卿だったりファーストネームだったり)、現代日本人からするとやや理解し難い時代背景。サクサク読めるという作品ではないかもしれない。翻訳もあえて?わりと堅苦しく表現している気がする。
でも、それぞれの人物に、少しずつ共感するシーンが見えてきて、それこそ、立場も身分(!)も違う人達なんだけど、キャラクターの魅力がジワジワと伝わってくる。
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1巻読了。むむ。なんだか面白いぞ。
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2巻。1巻を読んだ後なので、内容も分かり易く、だけれど、全っ然違う角度から語られる人物・ストーリーに、グリグリ脳みそを刺激されてあっという間に読了。
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そして3巻。私は3巻を手に取るまで、いや、読み終えるまで、気付きませんでした。2巻は、面白くのめり込めたけれど、こう言ってはなんですが、続巻というか、スピンオフ感がありました。でも2巻まで読んで満足していました。
なので、3巻を手に取るまでに少し時間を要しました。1巻2巻のように楽しめるかな、と。
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3巻。たまげました。《紳士の世界》のタイトルは、3巻こそが冠となるべき作品でした。1巻も2巻も、3巻の序章でした。
3巻をこそ、読むべきです。そして3巻を余す所なく愉しむために、ぜひ1巻も2巻も手を抜かず飛ばし読みをせず、じっくり味わってください。
最高の紳士と最高の従者が、地獄のモダモダと最上のエロを行ったり来たり行ったり来たり…。
久しぶりに夢中になって読めました。恋愛ものとしてはもちろん、人間とは、仕事とは、幸せとは、誇りとは。人生で大事なことに改めて気付かされる作品でした。
文句なしの★5つ!
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