嫌われ令嬢は愛されたい
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嫌われ令嬢は愛されたい

鶏冠勇真/新見まにも

コメディ好きに超絶おすすめ

ネタバレ
2026年2月9日
このレビューはネタバレを含みます▼ 憂鬱な「ヒロイン糾弾イベント」は初っ端にあります。リーティアの髪と瞳の色を理由に王子と取り巻き令嬢からダンスパーティ会場でけちょんけちょんになじられ、でも王子の言動にアレ?これはそういうことなんだねとなりつつも、会場を飛び出したリーティアが平民上がりの特待生ジオに出会うシーンに変わる。なんとここでリーティアの受難は終了です。正確には受難の原因は何も変わってないし周囲の反応も王子の妨害も延々続いてるのに、以降リーティアのそばを離れなくなった(好きすぎて)(物理的に)ジオが全てをギャグにして有耶無耶にするので周囲の悪意も企みも成り立たなくなってしまう。リーティアの方もわりと思い込みが激しく王子や教師の企みに1ミリも気付かない、ジオが輪をかけて明後日の方向へ話を持ってゆき誰も近づくことのできない面白カップルになってゆきます。ジオのただの電波ではなく聡明さと常識的な判断力、人の話は聞かなくても情報の取捨選択はきっちりしてるところ、アホな発言と激しい思い込みとのバラスンを取りつつちゃんと光属性ゆえの好漢として描かれるのは中々に難しいのではと思うのですが、最後まで安心してジオを信じていられる、作画の安定力に救われます。リーティアの気持ちになって読むことができてとても楽しかったです。
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