婚約破棄されて娼館に売られる(予定)なので、超高級娼婦を目指します!
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婚約破棄されて娼館に売られる(予定)なので、超高級娼婦を目指します!

風花城鏡夜/セブン

天然というより頭が悪い

ネタバレ
2026年2月13日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず、登場人物がみんな悉く馬鹿です。

王子だとして、仮にも国王が決定した高位貴族の婚約者を、何の変哲もない男爵令嬢にすげ替えるなんてことがそもそも許されないでしょう。
何らかの原因があって婚約破棄されるとして、その後釜に座るには身分が低すぎる。
主人公が貴族の結婚とは〜と語る割に、その辺のことをよく考えていないのが痛々しい。
他の作品では、聖女やら光属性やらでなんとか泊をつけて王族に迎え入れるメリットを足しているが、ここではただの男爵令嬢。

その上、王子がイジメの証拠として出してきた書類のサインがあからさまな偽造。
仮にも高位貴族の令嬢を罰しようというのなら、どれ程の公的機関が間に入ると思っているのか?
そもそも偽造している時点で陥れる行為なので、王子といえども処罰される対象になるはずです。
まぁその辺りはそういう国、そういう世界線と言われてしまえば仕方がないですが。

けれど断罪の場で、主人公はこの場の誰も信じていない雰囲気だとわかっているような事を言いながら、何故ひとりで暴走するのか?
読むとわかりますが主人公の頭いい設定が、まるで活かされていないです。
頭がいい人がする行為じゃないし、視野が狭すぎる。
思い込みが激しく、まともな思考をしていない。

そもそも貴族にとって、娼館がどういう立ち位置にあるのか。
貴族女性から身分を剥奪し、娼館送りにするという極刑とも取れる罰を、いち王子でしかないのに決められるのか?
主人公の親は何をしているのか?一緒に来ていた兄は?主人公の友人たち、いじめられていた側とされる男爵令嬢の意見は?
王子が勝手に始めた1人相撲に勝手にぶつかりに行って一人で負けた気になって、囲われていることにも気付けずに娼婦気分で弄ばれているだけです。
体いじられて気持ちよくなってるだけ。

6巻まで読みましたが、これ以上は話の退屈さと登場人物たちの阿呆さに耐えられないと無理です。
小説版は違うのでしょうか?

ストーリーの強制力を受け入れるのだとしても、あまりにもお粗末。
主人公が本当に娼婦になる気があるのであれば、真っ先に娼館のこと、情婦のことを調べるでしょうが不自然なほどそちらにはいきません。

何も考えていないんだろうな、という印象です。
私には合いませんでしたし、それだけの価値を見いだせなかったので、もったいないことをしたなと思うばかりです。
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