人生をやり直した令嬢は、やり直しをやり直す。 WEBコミックガンマぷらす連載版
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人生をやり直した令嬢は、やり直しをやり直す。 WEBコミックガンマぷらす連載版

あさふみ/川崎悠/WEBコミックガンマぷらす

ストーリーがめちゃくちゃ良い!

ネタバレ
2026年2月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ やり直してやり直しをやり直し????ってなる方もいそうですが、なんのことはなく、「一周目で婚約者である国王陛下を聖女に奪われた上に毒殺未遂事件の罪を着せられ投獄されてバドエンになった侯爵令嬢」が悪魔の力で過去に戻してもらい、「二周目は女騎士として腕を上げつつ聖女を早々に片付けたために陛下から愛されてハピエンになった」ものの、「いやまてまてこれのどこがハピエンじゃい!私は私を陥れた奴らに復讐するんじゃいー!」とやおら覚醒して、悪魔に頼んでスタート地点である「投獄された地下牢」へと再び戻してもらう、そこから始まるガチ復讐のための反逆ストーリー!って感じです。地下牢であることには変わりないけど何も知らなかった一周目と違い、二周目の記憶を持っているために「自分を憎まなかったルートの陛下」と心打ちとけて交わした会話や、聖女とその父親に関する情報、何より「妃教育を受けた一周目の自分」と「騎士として厳しい鍛錬を積んだ二周目の自分」の経験値メンタルがあるので中々に強い。とはいえ使えるカードがそう多い訳ではないので地下牢から出るまででも一苦労します。この流れが実に面白くて、ご都合主義だけではないハッタリと賭けの繰り返しでヒロインが窮地を脱していくところ、救いの手に見える大神官も(ヒロインが悪魔と契約してるために)いずれは敵になると見越して計画を進めるところ、一連の流れを見守っていた悪魔がヒロインの心意気に惹かれてとうとう禁を犯して、代償として人間になってしまうところ、見どころが盛りだくさんで最後まですごく面白かったです。本当に惜しいのが作画。この重くスリリングな内容ならもっと美麗な少女誌系の漫画家さんの方が合ってると思うんですが…なぜこんな少年誌ラブコメ漫画家みたいな作家さんにお任せしたんでしょう?笑わせに来てるのかな?と思うほど雑で適当なコマが多くてがっかりします。この作風が合うお話もたくさんあると思うんですが、この作品には合わないですよ。ドレスも騎士も王も全く興味なさそうな描き方だし、カメラワークが4コマギャグ漫画とかのノリなんですよ。
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