このレビューはネタバレを含みます▼
よしながふみ先生の作品は最初に読んだのはどれだったかしら?と思うくらい、ほぼほぼ網羅しています。BLから少女まんが、女性マンガ、青年漫画、本当にたくさんのジャンルの作品を精力的に世に送り出している作家の1人です。先生の魅力的なところは、心情の表現力が卓越していながら、それをさらっと描かれる作風です。さらに独特の間があります。そして圧倒的な知識。
こちらの作品は連載当初から読んでいます。最初は料理まんがかな、淡々とした日常を描いているな、新しい視点の作品かな、と思いました。まさかこんな長く続くとは思いませんでした。
シロさんが料理を作っていくシーンはモノローグが入りながら料理を完成させていくのが、読んでいてまるでお料理テレビを見ているような感覚になります。実際にまんがを読んでご飯を作った方は沢山いらっしゃると思います。わたしもハンバーグの作り方を参考にしたのをきっかけに今でもお世話になっています。2人のやりとりが読んでいて、ほっこりきます。食事の大切さを教えていただきました。
お料理以外にも、人が生きていくのは1人では生きられない事、家族との事、年を重ねていく事、いろいろなものが作品で描かれています。ずっと続いてほしい作品です。