このレビューはネタバレを含みます▼
二つの高校の不良同士が対立していて喧嘩に明け暮れているという設定は往年の少年漫画の雰囲気で令和の感覚で読むにはついていけないところも多々ありました。荒れていて喧嘩三昧だった受けが報復で刺されようとして、一緒にいた弟がかばって代わりに刺されます。祖母の駄菓子屋の二階に居候を始めた対立高校の大将(作中でそう呼ばれていました。おそらく番長と同じ意味かと)が攻めで、弟を刺した相手の兄です。
弟の治療費を稼ぐために受けは恋愛も喧嘩もやめてバイトを掛け持ちしているという話でしたが、手術費は高額医療制度を利用できるだろうし、その後のリハビリは高額な薬を使うわけでもないからそれほど治療費は嵩まないのではないかと思います。結果、留年して、一年分学費が余計にかかってるし。受けは母子家庭で寂しい思いはしたかもしれませんが、弟や友達に恵まれていたので、遊び歩いたり喧嘩三昧になっていたことへの納得感はなかったです。
攻めをトップにするために受けや受けの仲間を襲わせていた攻めの幼馴染も、何がしたいのかわからず。
受けに執着していて弟である攻めにのされた兄が逮捕されただけで諦めるとは思えないし、何の解決にもなっていないような気がしました。