このレビューはネタバレを含みます▼
「画力があっても動きの激しい戦闘を分かりやすく描くのは難しいんだろうな」と今まで色々な漫画読んで思ってました。だから戦闘シーンは何回も見直したり読み流したりすることが殆どだったのですが、本作は直感的に何が起こってるのか分かりやすくて、1巻まるまる戦闘でしたがストレスフリーでした。緻密であっても人物や物体などが背景に溶け込んだりせず臨場感たっぷりです。
話の軸は主人公:魔王(自然の摂理サイド)vs.人間(自然の搾取サイド)の対立構図です。魔王は自然を元に戻す目的の下、驕り高ぶった人間を蹂躙していきますが、単純な力押しではありません。転生前に将棋が得意だった主人公はその戦略的思考で、状況を分析し罠を仕掛け場を整えていきます。生き残る人類ってどれくらい?と思うくらい、自然の脅威のごとく非情に人類に襲いかかります。
一つだけとても気になったのが誤字の酷さと数の多さです。特に何回も間違えてたのは神子の名前(ア→マ)。主人公の名前までそうなってたのは興醒めでした。11巻になってから急になので、完成までのラインに何か大きな変更があったのかと疑うほどです。せっかくの緊迫感を損なわないよう今からでも修正してもらえたらと思います。
色々書きましたが続きが楽しみです。途中でルカとアレクが出なくなったけど無事なのかな?双子姉妹ともども助かってて欲しいな。