このレビューはネタバレを含みます▼
17歳の女子高生が45歳のオッサンを好きになるという界隈によっては炎上しそうな内容であるが、これを描いたのは女性という点もあり展開は爽やかで、交流を通じお互いの夢に復帰するという前向きなストーリーとなっている。タイトルのように天気と絡めた表現が上手く、特に81話の「雨やどりしてただけだよ。もう大丈夫。」という一言に様々な意味が込められていて、この漫画の集大成であると思う。
そんな本筋の上手さ故に、最後は打ち切りか?作者が飽きたか?というくらい省略されてて、途中で風呂敷を広げたサブストーリーの終わらせ方が残念。
•店長は冴えない中年設定されているが、外見はそれほど悪くなく思慮もあり、そもそもバツイチなった理由がわからない。息子が10歳なので少なくとも35歳までは結婚していたはずで、小説書きを諦めた理由含め詳細に描かれておらず、あきらと対になる人物の割に陸上を諦めたあきらと比べ内容が薄く、感情移入しにくい。
•途中で膨らませた加瀬と吉澤の行く末。加瀬は姉に会えなくなった雰囲気はあるが決定的ではなく、吉澤はユイを振ってまであきらを選んだのに、その後告白した気配すらない。物語内で悪いことした奴を幸せにしてたまるか、みたいな作者の思惑であれば理解するが、せめて吉澤は顛末を描いて欲しかった。
もっと余韻があれば星5だったかな。