「普通の国のお姫様
」のレビュー

普通の国のお姫様

結木万紀子

実は行動力の化身だった(気付き)

ネタバレ
2026年2月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 不倫はよくないけど、主人公の女性の状況は確かに鬱屈としてます。主人公目線からはどうしようもなく、助けもなくて、追い詰められて、逃げ場を求めての不倫という感じですが、物語の途中から「あれ?何でこんなに追い詰められてるんだろ?閉じ込められてる訳でもないのに?王子様の助けとか待たなくていいのに?」と気付きがあります。モラハラ夫や親からの抑圧でそう思い込んでいただけで、実は行動力の化身だったと気付いたら、ちゃんと飛び出せたんですね。ぶっちゃけ、熊田キス写真と辞表叩きつけ、夫に離婚突き付けて刺し、そのまま逃走したけど丸く収まってて笑ってしまいましたw元夫は主人公を自覚以上に好きだったし、執着していたんでしょう。姉から近況や生い立ちを聞いて、相手の事を知らずに蔑ろにしていた事を後悔しているようですが、まだ引き摺りそうですね。始まりに反し、主人公はスッキリと前に向かって生きていけるラストで爽やかです!
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