「悠久の愚者アズリーの、賢者のすゝめ と、ポチの大冒険
」のレビュー

悠久の愚者アズリーの、賢者のすゝめ と、ポチの大冒険

荒木風羽/壱弐参/武藤此史

何度でも読み返してしまう作品

2026年2月25日
主人公アズリーの性格設定と境遇設定が面白い。
チートや天才的素質とは無縁ながら、不老になり悠久の時を魔法・魔術の引きこもり研究で費やしたらいつの間にか達人の域になっていた、というところから物語が始まるが、若い頃から引きこもって世捨て人同然の生活をして来た主人公の性格は良くも悪くもピュアで、困った人がいればごく自然に助ける反面、その謝辞を受けるのは億劫という、言わば「存在善」(存在悪の真逆)だろうか。
常に前向きな言動の相方ポチとの掛け合い漫才や、魔法陣展開の際に主人公が発するコミカルな呪文フレーズ(掛け声)も面白く、一部のヘビーなストーリー展開の中でもそれらが明るい清涼剤となっている。
あとリナが可愛い。
今後の続刊も非常に楽しみである。
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