啓発





2015年8月5日
実在の自閉症児の母と子をモデルにしていて、時代背景は古いのですが(あとがきは本作のモデルとなった人が書いているようなのですが、90年代後半だったので、マンガの設定としてはもっと古いのでしょう)、現代にも通じるところがあると思います。興味深く、一気に読んでしまいました。ただ、赤ちゃんの頃の描写が丁寧に描かれているのに比べ、小学生以降はあっという間な感じです。大きな影響を与えたヒラメ先生も、「再会したのは数年後」というモノローグがありながら、ちっとも再会せず…。消化不良な感じが残りました。そこが☆-1です。あと、絵が独特なのが好き嫌い分かれるかな。自分も数年前まで苦手でした。今では世界観にピッタリ、と思うようになりましたけど。

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