このレビューはネタバレを含みます▼
作者さまがあとがきで書かれているように、どこかの街にいそうなふたりの穏やかでリアリティのある物語でした。
摩耗してどこか投げやりに生きてきたヨウスケが、真っすぐで愛情深いカンタくんに好かれて変わっていくのが我がことのように(?)嬉しくなってしまうくらい。
寿司屋の大将や同僚の女性といった周囲のキャラも温かくて、とても魅力的でした。
一方で古臭い価値観や無理解のいわば負の側面もしっかり描かれていて、でも主張が強すぎず良い意味でさらりと読める。
ふたりがずっと幸せに暮らしていけますようにと願ってやみません。