200m先の熱
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200m先の熱

桃森ミヨシ

我慢しましょう

ネタバレ
2026年3月19日
このレビューはネタバレを含みます▼ 正直なところ3人とも共感できませんが最新話まで読んで個人的には真霜くんがいいと思います。魂の底から分かり合えて支え合える朝顔と杭のような絆だと思う。平良さんときっかは養分を奪い合う植物みたい。でもこのお話は平良さんエンドじゃないかな…?平良さんときっかの話がほとんどずーーーーっとで真霜くんときっかは過去しか深掘りされていないので今さらなあ〜という気がします。平良さん推しの人は今大変な局面で憤ってますが、真霜くん推しの人にとってはもうとっくに離脱しててもおかしくないぐらい地獄のような惨めなストーリー展開でしたよ。バランスとるためかもしれないし、ちょっとぐらい我慢して見守ってもいいかも。私は菜の花の彼みたいに最後に真霜くんに少し夢見させてくれるんだろうな…と諦めて惰性で読んでる部分もあります。私から見ると真霜くんは何も思いを伝えず独りよがりだったのは事実だし、自業自得なのもわかる。でも平良さんだって自分のことばかり理解してもらおうとしてきっかの心が離れたって仕方ない。つまりどっちの男性も擁護できないです。ただ、平良さんとこのまま付き合うということはおそらくきっかの『魂の死』でしかなく、籠の鳥として庇護された上でのきっかのサクセスストーリーになってしまう。物語としてどう昇華させるのかな?と気になります。真霜くんは元カレ、童貞、陰キャで記号化されすぎていて、もう修復できないレベルにキャラとして擦り切れている。もっと前半にその無償の愛を開示するきっかけがあればよかったけど温存しすぎて不発弾みたいです。きっかにも平良さんにも、読者にも、そして作者さんにまで徹底的に踏みつけられて使い物にならなくなった温存キャラの成れの果て感が悲しい。真霜くんは平良エンドでも惨めだし、万が一の真霜エンドでも結局なんだか平良さんのおさがりを賜った男にしか見えないです。もし仮に真霜くんがきっかに最初から思いを伝えてて結婚してたとしても、きっかのヘタレ顔『きゅーん』性癖があるのでどうせ平良さんと後で運命的に出逢って不倫してたんだろうな、と思うぐらいきっかの癖も強すぎる。結局きっかが誰かを本当に愛する気持ちが永遠に不在な気がして、結局それは平良さんでしたってオチで真霜くんは当て馬に終わる気がしています。そういう風に進んでると思う。だから平良さん推しは頑張りましょう。本当に可哀想なのは真霜くんです。。。
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