好き！

ネタバレ

2015年8月8日

このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙に惹かれて作者名確認したら、松尾先生。前作が大好きだったので、キャンペーンだったこともあり、早速購入しました。やはりハズレ無し！3作品入ってます。表題作、中学時代の教え子×美術担当の先生。都会から来たってだけで何かと異端視される田舎の町、例え何もなくても邪推をされてしまい、先生はある日突然学校を辞めてしまう。それから数年後、教え子の穂村は東京の大学を出てそのまま就職(バイトだけど)。偶然通りかかった画廊に、先生の名前を見つけ…。これはもう運命以外にないだろう。あの頃がお互い宝石のような思い出になっていて、だからこそ都会にあって、お互いを見つけられたんだな。先生が可愛い。穂村の表情が、先生に会う前と後で変わっているのが凄いと思った。2作目、これまたよかった。失恋して、言葉も何もわからない場所でしばらく無我夢中で過ごそうとベルリンの地を踏んだ日本人と、日本人とドイツのハーフのカフェの店長の話。これはどちらが受けとかわからない、Hシーンもないです。これから、というところで終わるけど、これも有りかな、と思いました。3作目、これはファンタジー。これが一番好きかも。魔術師と、元狼の話。Hシーンとも言えないアッサリ感のため、どちらが受けかわかりません。私としては、魔術師のマギが受け希望。元狼は、人狼ではありません。狼だったのが人間の罠にかかり、何百年も生きている古狼から、一時的に人間の姿にしてもらってマギに治療してもらい、そのまま人間でいることを選んだ狼です。マギがステキ。最後に、表題作CPのその後がちょっとだけあります。微笑ましい。
この作者さんの絵柄が好きで、Hシーンなんて殆どないのですが、前作もそうだったけど、そのたまにあるシーンが、アッサリなのに何故かエロい。次作も楽しみにしております。

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yukio さん

(女性/50代) 総レビュー数：442件

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