誰が勇者を殺したか
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誰が勇者を殺したか

石田あきら/駄犬/toi8

これは凄い。素直に脱帽。

2026年3月28日
一巻読了。原作小説2巻まで読了。
感想を一言で言えば「よくここまで作品の雰囲気を損なわず…」という驚嘆。原作者も後書きで書いているが、この原作小説をよくぞここまでコミカライズできたと素直に驚く。強いて欠点を上げるとコミカライズ1巻だけだと謎ばかりになってしまう事だろうか。
とはいえ、一巻段階では謎が摘みあがるばかりなのだが、要所要所でアクションシーンや動きのあるシーンをしっかりと組み込んであり、普通に漫画として見ても面白い。
絵はさすがというか、見事なメリハリの付け方をしている絵。人物はちゃんと学生時代とその後の姿を描き分けていることをはじめ、きっちりと男女の性別差や年配と若年の人物を描き分けている。
また背景もきちんと描き込んであるが、それ以上にシルエットとなる黒の使い方が絶妙で、視線誘導が巧みな絵となっている。内容の雰囲気ともばっちりの絵だと言ってよいだろう。
『誰が勇者を殺したか』というシンプルながらつい手に取りたくなるタイトルの作品をとても上手に、巧みにコミカライズしてある名作。現時点でも文句なく★5ではあるが、続刊もなるべく早く発売してもらえることを望みたい。
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