年上陛下の不器用な寵愛 ~政略結婚なのに、私を大事にしすぎです!~(ノベル)
新道梨果子/鈴ノ助
このレビューはネタバレを含みます▼
「21歳も年上の男性に嫁がされるなんて可哀そう」と言われ続け、幸せになってみせると前向きなエレノアと契約結婚を提案する方向に拗らせたシルヴィス陛下のお話。毒の国の王女らしい部分を持ち合わせつつ、イケオジのシルヴィスを見て「勝ったわ」と心の中で高笑いするエレノアの年相応な部分が微笑ましくて好ましいです。最終的に心を通わせたものの、もっとイチャイチャが見たかったなと物足りなく思っていたら、まさかの2巻がでました。完全に続きの結婚式から。
2巻はエレノアが拗らせてしまってウジウジ。なので前半はちょっとモヤモヤします。でも拗らせを解消して不器用でなくなった陛下と少しずつ絆を深めていきます。二人の結婚についてそういう裏もあったのかというお話も明かされます。一歩一歩着実なお話です。今回も切り良く終わっていますが、完結表記は無いので続くかも?派手さは無いけど見守りたいお話です。
ただ物語の前提に疑問があって…。敗戦国であるオルラーフから王女を輿入れさせて血を継いだ子を王位につけるって、逆でない?戦勝国から敗戦国へ王女を送って再び反逆しないように血縁関係をもたせて支配下に置くものでは?
まだレビューが付いていなかったのでご祝儀も含めて★5で。
きちんと年齢差を表現出来ているイラストも美しいです。
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