そして誰もいなくなった〔改訳新版〕
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そして誰もいなくなった〔改訳新版〕

アガサ クリスティー/青木久惠

ミステリというジャンルの完成形

ネタバレ
2026年3月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 孤島という閉ざされた舞台に集められた十人が、ある規則に従うかのように減っていく――その設定だけで既に心を掴まれるが、本作の真価はそこから先の構築力にある
疑念が巧みに揺さぶられ、読み手の推理は何度も裏切られるのに、不思議とすべてが一本の線に収束していく見事さ
改訳版は文章の流れが滑らかで、古典でありながら読みやすく、物語への没入を妨げない
誰もが一度は「見抜けるかもしれない」と思わされ、そして敗北する‥この感覚こそが醍醐味?

ミステリというジャンルの完成形、その名にふさわしい一冊
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