恋も愛も欲しくない
」のレビュー

恋も愛も欲しくない

金井桂

難しいセクシャリティが題材!

ネタバレ
2026年4月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 先生の新刊を楽しみに待ってました!
「アロマンティック」他者に恋愛感情を抱かないセクシャリティ。受けがこのセクシャリティのイラストレーター。攻めはゲイの恋愛体質(ロクな恋愛はしてない)でモテるパティシエ。
高校時代に受けは親友に告られ、恋愛感情がわからないから気持ちにも応えられないし、周りの人達にも理解をしてもらえない辛さがあって。それを攻めは丸ごと受け止めてくれたのは、やっぱり大人としての経験値と自分がゲイで世間一般的な異性間の恋愛者ではない、ある種の共感みたいな所で。
猛アタックするけど受けは素直に「お付き合いはムリ」と。はっきりとモノを言える、明るく元気な子なんで変にモダモダせずに読んでて気持ち良かったです。
攻めもそういったセクシャリティとの距離の保ち方やトリセツを必死でさぐり、恋愛よりも一緒にいる事の大切さに気づいて。
この二人の恋愛どーなんの!?て思ってたら、受けも今まで見て来た恋してる人の目、情熱に近しい感情が湧き上がった事に気づいて、何より一緒にいたいと思ったのでその気持ちをしっかり伝えてましたー!!
ラブラブの恋人同士とゆーよりも、気の合う親友のような、でも心から大切に思えてそばにいて抱きしめ合いたい人、て感じ。
このセクシャリティの「恋愛」ってこんな感じなのかな、て。
ちょっと人間ドラマのような作品でえっちもほぼなくて新鮮に感じて面白かったです!
攻めも付き合うまでは抱かない派の紳士(初めの一回は状況的にノーカン)なのでえろ目的の方には向かないと思います!
当て馬の先輩もめちゃくちゃ良い人で、なんならこのカップルと仲良くなったので続編あるんじゃ!?と思ってます。いや、ぜひお願いします!!
受けのセクシャリティ変わる事ないだろうしこの二人の関係性と雰囲気は今後もそのままかと。でも強い結び付きと、彼らなりの愛し方には変化があると思うので、そこら辺も含めて続編読みたいですー!
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