1945シリーズ
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1945シリーズ

尾上与一/

全部がいとおしい

ネタバレ
2026年4月11日
このレビューはネタバレを含みます▼ 1作目が一番、泣けるかもしれません。
死地を探している塁が、三上と出会うことで、生きたい、死にたくないと思ってしまった最期。
でも、自分が飛ばなければ、最愛の三上が死んでしまうと考え、彼との約束をやぶりとびたつ。
三上のあの冒頭の涙の意味が、ここにきてわかる。涙なくしてよめません。

2作目も不器用な攻めが、初恋の相手に無体を働きつつも、どうしようもない愛で戦地に向かうところがなんともいえません。

3作目は、2作目の受け希の兄の恒のまた、この人づきあいが下手で、とにかくけんかっぱやい。
でも六郎といるうちに、その負けん気がかわっていく。二人で戻った戦後の実家での話がよかったです。

4作目、航空機乗りなのに、酔って吐く軟弱な感じなのに、その症状には理由がって。弱そうに見えて実は腕はあってというかわった受けの千歳少尉。彼とペアをくむことを理解できなかったカズイですが、自分の命を削ってもそばにいたいと思うくらい好きになって。互いにけがで内地に戻った二人。恒と六郎CPとも行き来がある感じが好きでした。

5作目、あの三上とペアを組みたいといきまていた藤十郎、しかしそれはかなわず訳アリの伊魚とくむことに。
かれの過換気のような症状の原因を知り、それも含め、一緒にいる、死ぬときは一緒だとともに向かう出撃。

全編通して、どのペアも好きです。
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