日々の積み重ね





2015年8月10日
ヤマシタトモコという作家はいったいいくつの引き出しを持っているのだろう。この方の作品を読むたびにため息が出る。この作品もため息が出た。ほっとするのだ。
日々の会話、繰り返す会話。嬉しい、寂しい、楽しい、悲しい、愛おしい。派手な出来事も派手な会話の内容もなく、ただ愛しい相手に一歩踏み出す足が描かれているだけのコマ。これだけでこれほどの愛おしさを伝えることができる作家がいるだろうか。
淡々とした会話と、淡々とした表情の中で愛情表現をする。これが日常でこれが普通の生活。登場人物もちゃんと呼吸しています。
日々の会話、繰り返す会話。嬉しい、寂しい、楽しい、悲しい、愛おしい。派手な出来事も派手な会話の内容もなく、ただ愛しい相手に一歩踏み出す足が描かれているだけのコマ。これだけでこれほどの愛おしさを伝えることができる作家がいるだろうか。
淡々とした会話と、淡々とした表情の中で愛情表現をする。これが日常でこれが普通の生活。登場人物もちゃんと呼吸しています。

いいねしたユーザ6人