このレビューはネタバレを含みます▼
一度死んで黄泉還りしたことで呪われた島に捕らわれ、新月の日だけ島外に出ることができるイェンス、元人魚で彼の伴侶になることで同じ呪いを受けて島に入ることを許されたヴァンが出合い、惹かれあい、穏やかに暮らしていく。
一応BLだと思うのですが、そもそもヴァンが元人魚だし体が半端表現があるので男の子なのかな?
基本はファンタジーなスローライフものです。
1巻では「愛になるのはまだ先のこと」とあって、二人の関係もゆっくりと進むのでじれったい気分にもなるけれど、呪いのせいで長く孤独に生きてきたイェンスの苦悩や人間になったはいいけれどひどい目にあってきたヴァンの悲しみと後悔など、そこからお互いを大切な伴侶として守りたい、救いたいと願う思いへの発展がじっくり描かれているので満足度は高いです。
イェンスが食いしん坊なので調理シーンや料理がものすごく食欲をそそるのでダイエット中に読むには向かないかも。
あと始祖の巨人ユミルとか出てくると最近はまず進撃が浮かんじゃう。
現在3巻、大氷結の到来で一時的に呪いが消え、島の外にいつでも出られるようになった二人の冒険が始まります。
声(と髪)を取り戻したヴァンは海の家族にも会えるといいのですが。