「緑陰の冠
」のレビュー

緑陰の冠

binu/Sarkk/Eunhye kim/Siya

何度も読み返したくなる作品!

ネタバレ
2026年5月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 某サイトで読み進めていましたが、話の展開に引き込まれ、何度も読み返したいと思ってこちらで購入。
ユフタフって怖い面があるし、義姉のことどう思ってるのか分からない感じですよね。ランは血が繋がってなくても家族として振舞い、義弟を愛そうとします。ユスタフは「私はあなたを姉と思ったことは一度もありません」とキッパリ。その度にランは傷つき悲しむのですが、ここにはワケがあります。
ユスは、実の両親からも温かい愛情を向けられて育ってなくて、感情を表に出すな、人を愛するなと言われて来た。家から追い払うためにアカデミーに入れられた彼の元へ、ランは何度も会いに行きます。面会を断られても、また会いに行く。そんな中で、彼の心は静かに動き始めていた……。
ランを姉と思ったことはない、という言葉の意味は、家族としてではなく、恋愛対象になりうる1人の女性として見ていた、という意味でした。しかしユスはその意味を説明をしないので、ランは悲しむだけで真意は謎のまま、2人の言葉は交わることがないのです。ランは、相手に拒まれても家族としての愛情を向け続けることのできる女性だったから、誤解されやすいユスの気持ちも救われたのだと思います。
これは、ユスが当主になった時に一気に展開します。
ここまで読むと、どうしても最初から読み返したくなります。ユスが始めどんな気持ちであったのか、色々な付箋があって、それらを丁寧に拾いに行きたくなります。本当に素晴らしい、深みのある作品です!
他サイトでは休載から連載が再開されたようです。アニメの公開もあるようですから、ハマった人は、あちらのサイトでもお楽しみください。
願わくはいつの日か原作が日本語に翻訳され、R18含めてすべて公開されることを願っています。
いいねしたユーザ1人
レビューをシェアしよう!