「黄昏に愛よ咲け
」のレビュー

黄昏に愛よ咲け

伊達きよ/奥田枠

続編楽しみにしていました

ネタバレ
2026年5月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作「暁に恋を知れ」がとても楽しかったので、スピンオフである今作も大変楽しみにしていました。そして、期待通りとても楽しかったです。
主人公ライナは前作の攻めである変わり者の元王子ルーシャンの弟。Ωの王子として他国に嫁ぐことを固く心に決めています。でもそんなライナにも密かに思う人がいて、それはルーシャンの友人であり優秀な騎士のアルバート。でもアルバートとは決して結ばれることはないと思っていて…。
前作でアルバートのライナに対する思いは語られていたので、前作を読んでいる読者は両片思いであることにすぐ気付くのですが、この2人がまぁ気付かない(笑)見事なほどにすれ違う上に、薔薇の呪いがさらにそれをややこしいことにさせます。呪いのせいで別人としてアルバートと暮らすことになるのですが、そこからの流れがとても楽しいです。アルバートはその別人をライナだと知らないのでやたら冷たいし、ライナは自分の知らないアルバートの姿にショックを受けたり、でもやっぱり好きだと感じたり。あと、護衛キャラもいい味を出していました。
2人の気持ちは知っているはずなのに、ライナと一緒に一喜一憂したりドキドキしたり、あと、作者さんらしく主人公の心の成長などもあり最後まで楽しく読めました。前作からまた読み返したいと思います。
いいねしたユーザ2人
レビューをシェアしよう!