「好きになってもいいよ【合本版】
」のレビュー

好きになってもいいよ【合本版】

いのえ門

ちょっと辛口。

ネタバレ
2026年5月28日
このレビューはネタバレを含みます▼ 無邪気で口が悪く語彙が少ない上に表情も乏しい大男、杏慈。
本当に言動が読めずぶっ飛びすぎていて宇宙人、うっすら恐怖すら感じるキャラクターでした。

後々言動の数々に意味があることが明かされますが知っても尚、常人とは思考が違うと再確認。
年齢も不明のまま文化圏も違うようで情緒は不安定気味、ギターが上手いこと以外はどごまでも謎な男。

全体が見えてくるのが最後の方なのでそれまで本当についていくのがやっと、という感じでした。
簡単に他人の事情が見えないのはリアルといえばリアル。

構成や人物の機微や表情の描き方が荒くてそれが謎に拍車をかけている気がしました。
行間が繋がってないというか、コマの進み方がぎこちなくて戸惑いました。
キャラが赤面したと思ったら次のコマでは赤みが引いててたり。
登場人物の気持ちが分かりづらくて、余計に混乱して読むのが止まってしまい没頭できませんでした。

続きが気になって最後まで読みましたけど、
これはもうBLを見守る気持ちではなく、謎多き杏慈という人物と過去が知りたかった感じです。

最終的には問題が解決して両思いになりますし、それまでも杏慈は優しく抱いてくれる、
けど既に心には別の男が住んでいるという状況。
洋次はそれを承知で杏慈に片思い。
悲壮感はないですがベースは体と音楽だけの繋がりで、洋次の方が矢印多めの関係なので甘さを求めている人にはマッチしないかもです。
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