人の稚魚
」のレビュー

人の稚魚

余津一

いーや、最高やないか!?!?

ネタバレ
2026年6月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ 皆様のレビューを読み、予想外な結末である事を念頭に読み始めました。
そして例の結末へ__
何がどうなった?何故?意味深に置かれている本は?
謎が多すぎる...

ミナミが瞬に狩りについて説明していた際の、
・歌が必要である事 ・捕食対象は人間 ・歌を聞いた人間がどうなるか
という情報の元考えると、人魚姫と同様「人魚と人が恋をした場合」についての情報が無さそうだなと感じました。そもそも捕食対象である人間と人魚が恋をした事例が無さそうだな、と。
人魚姫では、王子を殺せなかった場合泡となって消えるという設定でしたが、この設定を「捕食対象の人間と人魚が恋に落ちた場合の罰」と考えてみるとどうでしょう?または、「人魚の血肉を人へ与えた禁忌」と考えては?
表紙にある“永遠80年増年”を、人魚の血肉を食らった後の効果と考えると、ミナミがしたことは人間の命に変化を与えたものであるため、大きな過ちを犯してしまったと判断できるのではないかと考えました。
そして、セイレーンは歌で人を魅了するという設定がありますが、そもそも瞬はミナミを“大切な存在”と認識していたために、ミナミの歌の効果が無かった。そのため先輩には効果があったとすれば?

ここまでが私の考察の限界です(泣)

謎が多い故に、何度も読みたくなる。何度も考察したくなる。答えの無い問いについて考えさせられる素晴らしい作品でした。
ストーリーの不穏さと絵柄がマッチしており、本当に最高でした。
今後も様々な考察案を読みたいのでこの作品を購入された方はガンガンレビューに考察を投稿してほしすぎます!!!!!
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