蝉時雨が止む前に
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蝉時雨が止む前に

やまぐちにこ

引き込まれる!

ネタバレ
2026年6月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 絵と空気感に惹かれて一気に3話まで読んじゃいました!

写真家で壮絶な過去を抱える航と、彼に惹かれていく大学生の渉。どちらも「わたる」と読める名前。
航の女から言われた「よかったね、こっち側に来れて」「金魚を見た?」などのセリフ。最初は意味がわからなかったのですが3話の冒頭あたりですかね…金魚…体の関係を持った相手にしかわからない秘密の確認でありマウントなのでしょうか。まだこの女が絡んできそうな予感。
渉は他の女たちと同じような扱いは惨めで辛いはずなのに、航の底知れない苦しみや孤独が分かってしまい、また、好きだからこそ拒絶できない。航も渉に嫌われてしまうようなことしているのにどうしても離したくない。お互いの葛藤が伝わってきて切ないです。
写真を撮りたいと思わなくなるのが怖い…という航のトラウマごと渉が包み込んであげてほしいし、二人で幸せになってほしいなあと思います。
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