追放令嬢からの手紙~かつて愛していた皆さまへ 私のことなどお忘れですか?~
田中ててて/マチバリ/中條由良
このレビューはネタバレを含みます▼
もう少し進んでから購入したら良かったな、とちょっぴり後悔。婚約破棄からの断罪、追放となった公爵令嬢のリーナからの手紙。5年後の彼等への復讐の始まりか。1巻は手紙を手にしたそれぞれの驚愕、苦悩、怯え。王太子は、自分の下した断罪に間違いは無い筈だが、と訝り。得体の知れない物事に怯えている。断罪の直接的な引き金になった、王太子を誑かした男爵令嬢はもれなく王太子妃の器では無いので。責務を果たせず王城でも蔑まされている。しかも。リーナを嵌めたのがバレると身の破滅。リーナに嫉妬して、男爵令嬢に加担した為に自分の想い人を亡くした自称親友の伯爵令嬢。そして、当時王太子の婚約者であったリーナに横恋慕していた王太子側近の騎士。彼等への断罪を早よ!
某「私が死んで〜」にも似ているが、あちらは令嬢の家族も酷かった。リーナの家族は彼女を大事にしているので。婚約破棄と追放という事案は公爵家と王家の関係を悪くしている。そこに思い至らない王太子の無能さよ。これもう廃嫡でいいよね!気になるのは1巻ラストにリーナの墓標の前に佇むシスター。さて。手紙を出したのはリーナ本人か。追放の末、亡くなったリーナを慕う誰かの復讐か。それとも。死んだことにして、復讐をスタートさせたのか。ちょっぴりミステリーな開幕!
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