瑞土の国の宮廷魔術師は安寧を願う 【電子限定特典付き】
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瑞土の国の宮廷魔術師は安寧を願う 【電子限定特典付き】

蔓沢つた子

この作品に出会えたことに感謝

ネタバレ
2026年6月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 皆様が書かれている通り前作「秘密の森の魔術師は〜」のスピンオフ作品です。
自分は前作を知らずに今作品から読み始めたものですが今作品だけでも充分楽しめます。前作も読むと今作品の受けのバジールの違った顔が楽しめます。

受けはお話した通りスピン元に出てきた宮廷魔術師筆頭バジール。このバジールが、読む人によっては沼ってしまうとんでもない男なんです。かく言う自分もその1人で、発売されて購入してから今までずっと沼に嵌りこんで抜け出されていません。
まず堅物偏屈な性格でありながら筆頭魔術師という、人となりを聞く分にはひどくお堅く禁欲的な印象のバジール。ですが、この世界では魔力供給の受け渡しが身体をつなげる行為となるので、魔力バカであるバジールもゴリゴリに身体を繋げてます。なんならめちゃくちゃ慣れてます。まずそのギャップにやられます。
そして銀髪長髪苦労人目元隈ありとどちらかと言うと儚げな印象の見た目ですが、中身は誰よりも男前で国に忠誠を誓い、当たり前のように身を削る仕事人です。そして弱みも見せることなく、師団員や他の人たちが魔術を使えるように研究を続ける努力と根性の人間です。
そんなバジールのお相手はまさかの双子で幼少期にバジールに助けられてからずっとバジールに激重執愛を抱き続け、バジールの隣にいるために2人一緒に切磋琢磨しています。2人ともバジールに対して敬愛や崇拝に近い想いを抱いていて、とにかくバジール第一なのがたまりません。魔力供給の際にもバジールのことしか考えておらず、あくまでバジールは魔力の供給と割り切っている行為であっても双子の行為中にバジールの身を案じたり抱きしめたりと想いがひしひしと伝わってきて悶絶します。
いはゆるイチャイチャキャッキャッしているような両想いBL漫画とは少し違い、バジールの性格も相まってラブラブ成分は少なめでどうなるんだろう…と思っていましたが、無理やり両想いに!なんてこともなく、行き着く先もこれが今の3人の一番良い結論だなと納得出来るかたちで話が終わります。
むしろ、ここからどうなるのか…、いくらでもこの先を考えさせられる展開でもあり、是非、是非是非続編を…!!強く希望している人間がここにいます!!という気持ちで今回レビュー投稿しました。
もっとバジールと双子のやりとりが見たくなります。
購入を迷われている方がいれば是非購入をおすすめします。
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