このレビューはネタバレを含みます▼
「今夜良いですか」から始まる出会いのシーンから、怪異譚としての色がとても濃く、そちらの意味でもドキドキぞおっとしました。オリジナルのまれびとさんはご友人達のアドバイスで令和という時代に則した人外さんになっておられたのですね。とはいえ、清さんと向き合ってからは我々の知る優しいまれびとさんの顔を見せてくださいました。そうそう、お名前だってこちらではまだないのです。清さんはなんとお名前をつけるのでしょうね。そして最後に──本来ならば人ならざるものの呼びかけには、迂闊に返事をしてはいけないのでしょう。ほとんど稀な例外を除いて。