蝶のみちゆき
」のレビュー

蝶のみちゆき

高浜寛

最後に腑に落ちる

ネタバレ
2026年7月4日
このレビューはネタバレを含みます▼ なぜタイトルが蝶のみちゆきなんだろうと思いました。あとがきを読まなければ曖昧なままだったかもしれません。
今作は自分の中の遊女のイメージを覆す作品でした。吉原と丸山の違いもあるのでしょうか…
穏やかな気性で、お客に深く踏み込んではいないし踏み込めない雰囲気も醸し出しているようで喜怒哀楽の感情の起伏があまりないというか心の奥にそっと秘められているような印象を受けました
彼女の過去、今、ラストの彼女の未来、みちゆきが…
愛した人のため、愛した人のもとに…廓での人生の心の支えだったのかな
愛する人とのお別れはつらいことだけど一緒に過ごした時間は短かったのかなと思いましたが、それでも幸せなひとときできっと永遠にかわらないことでしょう…
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