可愛い、可愛すぎる!




2026年7月4日
幼馴染BLで、いつの間にか恋になり、と、正直よくある青春&幼馴染モノ。エチもなし。それでも二人のそれぞれの心の動きや成長が丁寧に描かれており、満足感が半端ない。特にカズの、どんなに苦しみや葛藤に打ちのめされても、モトとの「友情」を必死に守ろうとする姿に心を打たれる。カズはモトに対し自分勝手な思いをぶつけた後、激しい思いに蓋をし、諦め悟ったような、凪いだ表情をする。このカズの表情に、胸を鷲掴みにされた。カズの髪型の変遷が、成長を象徴しているし、上手いなと思う。いつもなら続編を望むのだが、この作品はここで完結して欲しい。そのくらい完成度が高い作品だと思う。ちなみに題名について。「オーレオール」とはフランス語で、「後光」「光輪」の意味で、宗教画で聖人の頭の後ろに光っている輪の意味らしい。家庭不和や、モトへのどす黒い感情を抱えるカズにとって、明るく人気者のモトは眩しい憧れのように感じていたのかも。2人の成長をカズの髪型が象徴しているのだが、カズの髪型が中学生の頃に戻った時、モトが部屋の光を背にして「おかえり」と発する。ラストで題名の回収、最高だった。
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きなこ さん(女性/50代) 総レビュー数:0件
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